すき家鳥取南吉方店で発生したみそ汁へのネズミ混入事件が大きな話題となっています。
運営会社はプレスリリースで再発防止策として「提供前の商品状態の目視確認の徹底」を挙げましたが、この対応にSNS上では「それは違うのでは?」という声が多数寄せられています。
この記事では、この再発防止策が適切なのか、SNSの反応とともに検証していきます。
すき家の発表した再発防止策:目視確認の徹底

すき家鳥取南吉方店にて1匹のネズミが動かない状態でみそ汁の容器に入っていたことが、2ヶ月後の2025年3月22日に公表されました。
発生したのは2025年1月21日午前8時頃で、2か月たっての公表だったので、その遅さも話題になっていますね。
店内の監視カメラで確認したところ、みそ汁が入った鍋に混入している様子は見られなかったという。保健所に相談した上で店舗を一時閉鎖し、ネズミの侵入経路となるひび割れ対策などをしたとしている。
出典元:共同通信
今回のみそ汁へのネズミ混入の件で、すき家が再発防止策を発表。
すき家が発表した主な再発防止策を見てみましょう。
報告書によると、
- 「みそ汁」の具材をお椀に入れて複数個準備をする段階において、そのうちの1つのお椀の中に異物が混入
- 当該従業員が提供前に商品状態の目視確認を怠ったため、異物に気付かずに提供
という経緯から、
- 提供前の商品状態の目視確認を徹底するよう改めて指示
することが再発防止の重要な柱の一つとされています。
すき家の発表した再発防止策にそれは違うの声!

すき家が発表した「提供前の商品状態の目視確認の徹底」という再発防止策に対して、SNSでは「それは違うと思う」や「そういう問題じゃない」という声が溢れる結果となっています。
すき家のネズミがちなの怖いな
— 円高二郎 (@76s120) March 23, 2025
原因が目視確認怠ったためで再発防止策が目視確認の徹底🥹
目視確認以前にネズミが混入する管理態勢が問題じゃね
すき家が講じる再発防止策がこれだけだとするなら、今後ネズミの出し殻が提供されることはなくなるだろうけど、ネズミの出汁入り味噌汁が提供される可能性は今後も変わらずにあるということでは? https://t.co/1zvIRAqo0E
— かけうどん (@X_udonXXXX) March 23, 2025
【悲報】すき家の味噌汁にネズミ混入
— 新宿デレラ👗 (@ShinjukuDerella) March 23, 2025
2ヶ月前、客に提供された味噌汁に死んだネズミが混入
↓
客が画像つきで口コミ投稿
↓
「イタズラ」「AI生成」など客が疑われる
↓
すき家公式が認めて謝罪。
「お椀にネズミが入ってた」「従業員が目視確認を怠った」「他のお客様には提供してません」… pic.twitter.com/LFUa15dZzZ
《すき家がネズミ混入を認めて謝罪「従業員が提供前に商品状態の目視確認を怠った」NEWSポストセブン。奇妙なコメントだな。鼠がどの段階で混入したか不明だが、怠ったのは目視確認以前の、鼠が混入しない環境の整備だろう。鼠が天井裏を走ることがある我が家でさえ、室内には入ってこない環境なのに。
— 雷地豫 (@raichiyo1) March 23, 2025
すき家のネズミ混入の再発防止策が「目視を徹底する」なのはあんま意味ないと思うんだよね。何度か虫が混入した料理を出されたことがあるんだけど、だいたい店員が老眼で本当に見えてなかったケースがほとんどだったから。とはいえ、あのサイズのネズミを見逃すのはさすがにどうかとは思うけどね……。
— マスタンゴ@青森市民 (@masutangosan) March 22, 2025
すき家は謝罪文遅れもさることながら「目視確認を怠ったため」という“さも害虫は飲食店にはつきもの”と言わんばかりの態度がよろしくない。逆なんだ、君は全身全霊で害虫なんて俺らがあってはならんですわ!全力駆除ですわ!怒泣!と言ってこそ客側が「まあ飲食には害虫つきものやし…」てなるんよ
— コイさま (@ALKMAAILMAN) March 23, 2025
すき家の話題のあの件
— もりしん (@r_18m) March 23, 2025
自分が店長してた頃とオペレーションが変わってないのであれば寸胴に入ってたんだろうし、そうすると数十杯の味噌汁にネズミ出汁が出てただろうからそう考えるとゾッとするなぁ。
すき家の味噌汁に"ネズミ"ネタかと思ったら本当だった。
— Sasaki (@0u_prepper) March 23, 2025
一体何人の方がアノ出汁を飲んだのか?
写真を見たがプッカリと浮かんでるよ💦
絶対気付くだろう。ワザとやったのか?
すき家のネズミ混入の話を74歳の母に話したら「え!お味噌汁ってその1杯にはネズミが入ってたんだろうけど、その鍋の味噌汁はネズミの出汁が出てるよね?」と言ってた。
— いろは。 (@iroha_16_8) March 23, 2025
確かに…。
なかなかエグイな。
すき家の味噌汁
— かんてつ64mm@ぬい活おじさん (@kantetu64mm) March 23, 2025
元店員で鍋っていう人とサーバーっていう人がいるな…
店舗による設備の新旧なのか?オペが違うのか??
大量調理現場で色々みてきた身としてはネズミはかなり賢くタフなので煮えたぎったお湯に近づかないし落ちても高度なトラップがない限りは這い上がってきてから死ぬ…
SNS上では「目視確認だけでは根本的な解決にならない」、「そもそもネズミが店内に侵入できる環境が問題では?」という指摘が相次いでいます。
店は発生後に一時閉店し、店内の検査を行ったほか、地元の保健所の担当者の確認を受けて、営業を再開したということです。
出典元:NHK
2か月前に起こった出来事なので、既に検査なども行い、保健所の確認を受けたのち営業を再開しているようです。
しかし、ネズミそのものがみそ汁のお椀に入っていたこともあり、「目視確認の徹底」という再発防止策に関してはやはり否定的な声が多かったですね。
すき家のネズミ混入問題の再発防止策に「目視確認」は的外れ?SNSの声を検証のまとめ

すき家のネズミ混入問題における「目視確認の徹底」という再発防止策は、SNS上で指摘されているように、根本的な解決策としては不十分である可能性があります。
消費者の信頼を回復するためには、環境整備、構造的な対策、そして透明性のある情報開示が求められ、それを徹底するとした上での「目視確認の徹底」と発表すれば、これ程までに問題が大きくならなかったのかもしれません。
すき家が今後更なる改善策を打ち出せるのかもポイントになるかもしれませんね。
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