tuki.はなぜ承認欲求が強い？痛いと言われる理由5選から見える意外な心理

2025年4月3日

素顔を隠して活動し、2024年には紅白歌合戦にも顔バレなく初出場を果たした現役高校1年生のシンガー・ソングライターのtuki.さん。

しかし、その活動を見ていくと、「承認欲求が強いのでは？」「見ていてちょっと痛々しい…」と感じる人も少なくないようです。

顔出しをしないというベールに包まれた存在でありながら、なぜそのような印象を持たれてしまうのでしょうか？

この記事では、tuki.さんが承認欲求が強い、痛いと言われる理由を5つ挙げ、その奥にある意外な心理を探っていきたいと思います。

tuki.はなぜ承認欲求が強い？痛いと言われる理由5選

顔出しなしで活動しているシンガソングライターのtuki.さん。

しかしSNSでは後ろ姿を披露したり、投稿などからも、行動が「痛い」と評される場面も少なくありません。

今回も「大切なお知らせ」とツイートした内容が承認欲求強すぎると話題に。

大切なお知らせ。 pic.twitter.com/NER5TOmFhf
— tuki.(16) (@tuki_music_) March 31, 2025

このお知らせに対してもネットでは「承認欲求」に関する様々な意見が上がっていました。

なんかtukiが叩かれてる度に15歳の承認欲求にキレんなよって思ってたけど、こういうファンの気持ちを利用するような冗談は嫌いなんだよな。
— サカナイト🥶🔦 (@sakanaman02) March 31, 2025

tuki.さんはこれからも売れるんだから、年齢の（）つけるのやめればいいのでは…？
承認欲求云々は私も人のこと言えないけれど、晩餐歌はとても好きだから燃えないでほしいな。
— チャコの飼い主🦔 (@waninununu) April 1, 2025

なぜ彼女はそのような評価を受けるのか、その背景にある理由を5つ紹介していきましょう。

匂わせ投稿が多い

Tuki.は基本的に顔を出していません。

顔を隠し、多くを語らないスタイルを貫いているはずのTuki.ですが、後ろ姿や顔を隠した写真や日常の断片的な情報を投稿することが多く、「バレたくないのか、バレたいのか分からない」と言われています。

tuki.告白中 pic.twitter.com/HbUldDEJgU
— tuki.(16) (@tuki_music_) January 7, 2025

もし本当に顔バレしたくないなら、こうした投稿は避けるはずです。

にもかかわらず、投稿するのは、どこかで「特定されたい」「注目されたい」という気持ちがあるからではないか？と捉えらえることもあります。

「ここにいるよ」「見つけてね」と言わんばかりの匂わせ投稿は、「結局注目されたいのでは？」という印象を与え、承認欲求の表れと思われているのかもしれません。

ミステリアス感の演出と矛盾した行動

「正体不明のミステリアスなアーティスト」というアーティスト像を作り上げながらも、高校生活や日常の断片を意図的に見せる投稿は、多くのファンから「本当は特定されたいのでは？」という疑問を投げかけられる原因となっています。

こういった矛盾した行動は、アーティストとしての神秘性やミステリアス感を保ちつつ、「普通の女子高校生」としての親近感も獲得するという、二つの相反する魅力を同時に狙ったものかもしれません。

顔出しをしないという戦略は、当初こそ神秘的な魅力を放っていましたが、あまりにもその演出が過剰になると、「ただの注目集め？」と感じられてしまう可能性もあります。

ベールに包まれた裏側を見せようとする言動とのギャップが、「痛々しい」と感じさせる原因の一つなのかもしれませんね。

特別な存在への憧れ

SNSで多くの人が指摘するのは、tuki.には「普通の女子高生ではなく、特別な才能を持つ存在として認識されたい」という欲求があるのではないかという点です。

「隠れた才能を持つ平凡な高校生」という物語性は、小説やアニメでもよく見られる魅力的なストーリーラインです。

この「特別でありたい」という願望は、特に10代の若者に多く見られるアイデンティティ形成の一部でもあり、必ずしもネガティブなものではないようにも思います。

「普通の女子高生だけど実は有名なアーティストだった」というストーリーを演出したいという願望がtuki.さんの行動に見えると思っている人も多いように思います。

こういった、演出がまるで小説の主人公のように、「特別な存在」として認められたいという心理があるように感じられ、そこに対する憧れが、マイナス的な要素としての意見に反映されている可能性もあるかもしれません。

年齢的な要素：顔出しNGのためSNS上での評価を気にしすぎる

Tuki.さんは現在高校2年生です。

中高生は、誰しもが自己表現に敏感な時期であるため、SNSを通じて自分の存在を確かめたい、誰かに認めてもらいたいという欲求が強くなるのも当然のことかと思われます。

しかし、Tuki.さんの場合は「普通の女子高校生」という枠を超えて活動しているため、承認欲求がより際立ち、目立っている可能性があります。

同年代の子が普通にやっていることでも、有名人がやると「目立ちたがり」「承認欲求が強すぎる」と言われてしまうのはSNSあるあるな気もします。

また、Tuki.さんはSNSの反応をかなり気にしているように見えます。

「いいね」やコメントの数、フォロワーの増減などが彼女のモチベーションに直結している可能性もあり、投稿の内容が「狙いすぎている」と思われることもあるのかもしれません。

もし、本当に自然体でいたいなら、もう少しSNSから距離を置くことも大切かもしれません。

将来的な顔出しを考えている？

現在は顔出しをしていませんが、後ろ姿の写真や意味深な投稿を見る限り、「いずれ顔出しするのでは？」という憶測がSNSでは常にあるように感じます。

「実はバレたい」「注目されたいけど、神秘的な存在でもありたい」という複雑な心理があるのかもしれませんが、もしかすると顔出しを望んでいるけれど、家族や事務所の意向で制限されているという可能性も考えられます。

どちらにせよ、今の顔出ししないというスタイルが続く限り、「痛い」と言われる声はなくならないようにも思われます。

tuki.はなぜ承認欲求が強いと言われることから見える意外な心理とは

アーティストとしての戦略性

アーティストの業界において「謎」は強力なマーケティングツールのように思います。

シーアや初期のThe Weekndなど、正体を隠すことでカルト的な人気を獲得したアーティストは少なくありません。

tuki.さんの行動も、純粋な承認欲求というより、マーケティング戦略の可能性も充分あるように感じます。

心理的安全性の確保

プライバシーを守りながら、自身の才能を発揮するという矛盾した活動は大きな課題です。

顔出ししないことでプライベートでのプライバシーは守られますが、誹謗中傷などで苦しむという点は顔出しあり、なし関わらず問題になるかと思われます。

しかし顔出ししないことで、tuki.という人物とプライベートでの自分と区切ることができるため、心理的に切り替えができるのはメンタル的にも安全なのかもしれません。

この部分はVTuberなども顔出しなしでプライバシーが守られているという点では同じ感覚です。

完全な匿名性と完全な露出の間で揺れ動く行動は、この時代特有の葛藤の表れなのかもしれません。

実は自信のなさからくるもの？

顔出しをしないのは、容姿に自信がない、あるいは過去に容姿に関するコンプレックスを抱えていた可能性も。

匂わせ投稿や反応への過敏さは、「自分は本当に必要とされているのか？」「忘れられていないか？」という不安の裏返しなのかもしれません。

ミステリアスな演出も、ありのままの自分を見せることへの抵抗感や、完璧な偶像を演じたいという願望の表れかもしれません。

もちろん、これらはあくまで推測に過ぎませんが、一見すると承認欲求が強いや痛いと言われるtuki.さんの行動の裏には、もしかすると繊細で傷つきやすい、等身大の心理が隠されているのかもしれません。