岸田政権の支持率急落はなぜ？

2022年8月21日の報道によると、岸田政権の支持率が36％になり先月（前回）の調査と比べると急落していると言われていますね。

毎日新聞と社会調査研究センターは20、21の両日、全国世論調査を実施した。岸田内閣の支持率は36％で、7月16、17日の前回調査の52％から16ポイント下落した。昨年10月の内閣発足以降で最低となった。不支持率は54％で前回（37％）より17ポイント増加した。

出典元：毎日新聞

この急落の理由には一体何があるのでしょうか？

少し掘り下げて紹介していきます！

新型コロナ対策について岸田政権に不満が溜まっている国民が多いため

連日、新型コロナ感染者の増加や感染してもすぐに病院に受診できないなど、さまざまな問題点がニュースで指摘されています。

医療機関も逼迫した状態で受け入れ困難のため、断るしかない現状などもあり、波が来るたびに同じことを経験しているのにも関わらず、結局その点が改善されないことに不安や不満が国民の中で溜まっているのです。

政府がはっきり「行動解除したので感染者は増えます」と言えばもっと行動に対して国民は気をつけたのに、もう手遅れである。何もしない岸田総理の責任だと思っています。自分も感染されたので少しは考えるかな。

政府は若者の診療控えるとか発言やめて欲しい。基礎疾患のない若者でも症状は人それぞれ。重症かどうかを判断するのは自分や親だと思う。政府が若者を後回しにするから本当に重症でもなかなか医療は受け入れてくれないんでは。神戸の事故した人が発熱して事故現場に戻されたニュースとかありえない。

日本は今月に入ってから毎日20万人以上の新規感染者。いつの間にか累計1,700万人。もう外国から見ると、日本は感染大国。それなのに海外から戻る時は、陰性証明を求めるのだから、何を考えているのか。厚生労働省はほとんど無策状態。岸田内閣は、こんな時くらい、厚労大臣に医療知識のある人間を厚労大臣にすべきだった。そのうち集団免疫を獲得したところでコロナ禍が終焉するだろうという、自然まかせのような対応だ。

ネットでも以上のような反応が目立ちます。

感染した方の中には、「新型コロナ感染してわかったけど、普通の風邪とは全く違う！」という意見も多かったです。

今までのように行動制限を強いた所で、感染増に歯止めがかからないという事も経験から想像していたのかもしれませんが、新型コロナの変異で感染した時の症状の重さなども違うので、医療が逼迫してくると不安が増すのも当然だと思われます。

自民党と旧統一教会との関係が気になる

第2次岸田改造内閣までの閣僚のうち、少なくとも22人に世界平和統一家庭連合（旧統一教会）と何らかの接点が確認されたことが21日、分かった。

出典元：共同

安倍元総理襲撃事件から、旧統一教会についての問題が連日取りだたされている関係でこれらと関連していたということが自民党内部でも発覚していて話題になっています。

宗教の自由などの問題もありますが、勧誘の仕方が強引であったことや家族が信者であり一家離散したなどの話も多いことから以前から問題になっていました。

改造内閣の閣僚と旧統一教会との関係性について、国民の疑念を払拭できないままでは、政府の政策運営、とりわけ金融・財政政策にマイナスの影響が及んでしまう。　これまで国内景気を下支えるために投じてきた巨額の予算を無駄にせず、経済政策を奏功させるためにも、旧統一教会との関係について今一度の点検・見直しを行い、国民の疑念を払拭することが喫緊の課題ではないか。

岸田総理があたかも他人事のような対応をしていることに違和感しか感じない。新しく任命した閣僚に統一教会との関係が明らかになっても何のコメントもなし。各議員に任せると言って対応は実質丸投げ。党として関係を一切断つ、断たせるという強いメッセージを出して欲しい。

世界平和統一家庭連合（旧統一教会）は8月21日、報道機関向けに注意喚起のリリースを出した。ワイドショーや新聞、週刊誌を中心に報道が相次いでいることに対し「日本国憲法第20条で保障された『信教の自由』を無視した魔女狩り的なバッシング行為」で、著しい名誉棄損と信者や関係者に対する深刻な人権侵害に当たると主張している。

出典元：弁護士ドットコムニュース

また、旧統一教会側もマスコミに向けて、
「一部の民放ワイドショーが意図的にたれ流す元信者と称する人物の証言インタビューには、事実確認が行われたとは到底思えない内容が散見されます」との声明を出しており、この問題はまだまだ続くと思われます。